- 都道府県
- 岐阜県
- 山域
- 北アルプス
- 難易度
- 上級
- 行程の目安
- 1泊2日・コースタイム約15時間
- 代表的な登山口
- 新穂高温泉(笠新道往復・笠ヶ岳山荘泊)
- 一般登山の適期
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笠ヶ岳は、北アルプスの南部、岐阜県高山市にある標高2,898mの山です。中部山岳国立公園の中にあり、日本百名山の一つです。山頂が笠のような形をしていて、遠くからでもよく分かります。山は6,300万年以上前の火山活動でできました。中腹には、溶岩などが積み重なった横じまの地層が見えます。江戸時代には円空や播隆上人が登り、明治時代にはウォルター・ウェストンも登頂しました。
新穂高温泉から笠新道往復(笠ヶ岳山荘泊)の様子
新穂高温泉から左俣林道を歩き、笠新道登山口へ向かいます。登山口からは樹林帯の急な登りが始まり、ジグザグの道が続きます。上に行くと岩の多い道になり、杓子平に出ると傾斜がゆるみます。杓子平は笠ヶ岳がよく見える場所です。ここから稜線の笠新道分岐へ登り、抜戸岩を通って稜線を南へ進みます。アップダウンをくり返したあと、最後の登りで笠ヶ岳山荘に着きます。山頂は山荘のすぐ上で、石の多い斜面を登ります。1日目は山荘に泊まり、2日目に同じ道を下ります。
注意したい場所
笠新道は急登が長く続き、岩がごろごろした場所が多い道です。足を置く場所を一歩ずつ確かめて歩きましょう。下りは疲れが出て、つまずきやすくなります。雨の日は岩がすべりやすくなります。山荘の近くや山頂の手前には、石が積み重なったガレ場があります。累積の登りは約2,400mあり、岐阜県の山のグレーディングでは体力度6、技術的難易度Cです。行程が長いので、早く出発しましょう。引き返す時刻を決めておき、遅れたら無理をせず戻りましょう。
知っておきたいこと
笠ヶ岳がある北アルプス地区では、岐阜県の条例により登山届の提出が義務です。登山届は、オンライン(コンパス、YAMAPなど)、新穂高登山指導センターの登山届ポスト、警察署などで出せます。新穂高センターでは登山の情報を集められます。山の上は夏でも寒くなります。雷や天気の急な変化に注意し、防寒着と雨具を必ず持ちましょう。山小屋に泊まるときは、事前に予約をしましょう。
参考:岐阜県「岐阜県山のグレーディング」、岐阜県「北アルプス地区及び活火山地区における山岳遭難の防止に関する条例」、観光庁 地域観光資源の多言語解説文データベース「笠ヶ岳」。登山道の最新の状況は岐阜県や笠ヶ岳山荘の発表を確認してください。2026年10月時点の情報です。
標高・コースタイム・適期は一般的な目安です。登山道の状況や交通機関の運行期間は、自治体・山小屋・交通機関の公式情報で確認してください。

