- 都道府県
- 東京・埼玉・山梨
- 山域
- 奥多摩
- 難易度
- 中級
- 行程の目安
- 1泊2日・コースタイム約9.5時間
- 代表的な登山口
- 鴨沢
- 一般登山の適期
- 4月〜11月
雲取山は東京都・埼玉県・山梨県の境にそびえる標高2,017mの山で、東京都の最高峰です。奥秩父の山々の東の端にあたり、秩父多摩甲斐国立公園のほぼ中央に位置します。都内でただ一つの日本百名山で、山頂からは南西に富士山、西に南アルプスの峰々が見えます。シラベなどの原生林が残り、ニホンジカやツキノワグマも暮らしています。
鴨沢コースの様子
東京側からよく使われるのが、鴨沢から七ツ石山の近くを通って登る鴨沢コースです。鴨沢から山頂近くの雲取山荘までは、徒歩約6時間が目安です。小袖乗越までは舗装された林道を歩き、その先は杉林の中の登山道を長く登ります。堂所を過ぎると広葉樹の林に変わり、七ツ石小屋の付近からは山腹を横切る巻き道も使えます。ブナ坂で石尾根に出ると、防火帯の広く明るい尾根になり、展望が開けます。奥多摩小屋の跡を過ぎ、小雲取山を越えると、山頂の手前に雲取山避難小屋があります。
注意したい場所
大きな岩場はありませんが、距離が長く、標高差も大きいコースです。前半の樹林帯では長い登りが続き、富田新道の分岐から小雲取山へは急な登りになります。日帰りの場合は特に、朝早く出発し、山頂に着いていなくても引き返す時刻を決めておきましょう。冬は午後5時ごろには暗くなります。ヘッドライトを必ず持ち、余裕のある計画を立てます。山荘へ向かう巻き道は体力的には楽ですが、近道ではなく、山頂を通るのとほぼ同じ時間がかかります。
知っておきたいこと
各コースとも1泊2日で歩く人が多く、山頂の近くには雲取山荘があります。コースタイムは夏の標準のもので、休憩は含みません。雪があるとさらに時間がかかるので、冬から春は積雪の情報を確かめてから出かけましょう。クマのすむ山なので、クマよけの鈴を付けるなどの対策もしておきます。
参考:林野庁 関東森林管理局 埼玉森林管理事務所「雲取山」、雲取山荘「道案内」。登山道の最新の状況は、雲取山荘や奥多摩町の発表を確認してください。2026年10月時点の情報です。
標高・コースタイム・適期は一般的な目安です。登山道の状況や交通機関の運行期間は、自治体・山小屋・交通機関の公式情報で確認してください。
