- 都道府県
- 長野県・岐阜県
- 山域
- 北アルプス
- 難易度
- 中級
- 行程の目安
- 日帰り・コースタイム約5時間
- 代表的な登山口
- 新中の湯登山口(焼岳北峰往復)
- 一般登山の適期
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常時観測火山です。登る前に気象庁の噴火警戒レベルを確認してください。
焼岳は、長野県と岐阜県の境にある北アルプスの活火山です。今も山頂付近から噴気が上がります。山頂部は溶岩ドームで、火口湖の正賀池をはさんで北峰と南峰に分かれます。最高点は南峰の2,455mですが、南峰は岩がもろく立入禁止です。登れるのは北峰(2,444m)です。1915年の噴火では泥流が梓川をせき止め、大正池ができました。日本百名山の一つで、山頂からは穂高連峰や槍ヶ岳、乗鞍岳などが見えます。
新中の湯登山口から焼岳北峰往復の様子
登山口は標高約1,600mです。はじめは樹林帯の登りで、ところどころ急な坂があります。樹林を抜けるとササ原の広場に出て、視界が開けます。ここから先は木が少なくなり、ザレや小石まじりの斜面を登ります。北峰と南峰の間のあたりには噴気が出ている場所があり、硫黄のにおいがします。最後は岩の多い道を登り、北峰に着きます。帰りは同じ道を戻ります。長野県のグレーディングでは、往復のコースタイムは5時間です。
注意したい場所
樹林帯は雨の後にぬかるみやすく、足を取られることがあります。上部のザレ場や岩の多い道は、浮いた石に乗らないように一歩ずつ足場を確かめて歩きます。下りは特に滑りやすいので、歩幅を小さくします。噴気の出ている場所には近づかず、登山道から外れないでください。往復の累積標高差は登り・下りとも約860m、距離は約6.4kmです。朝早く出発し、引き返す時刻をあらかじめ決めておきましょう。
知っておきたいこと
焼岳は気象庁の常時観測火山です。登る前に、気象庁の噴火警戒レベルと火山情報を必ず確認してください。新中の湯登山口は長野県登山安全条例の指定登山口で、登山計画書の届出が必要です。ながの電子申請サービス、コンパス、YAMAP、登山口のポストなどで出せます。上高地側から登る場合、釜トンネルから先はマイカーで入れません。沢渡駐車場やあかんだな駐車場からシャトルバスかタクシーを使います。ゴミはすべて持ち帰りましょう。雪のある時期は、夏とは道の様子が大きく変わります。
参考:長野県「信州 山のグレーディング」、上高地公式ウェブサイト(焼岳)、気象庁「日本活火山総覧 焼岳」、内閣府防災「日本の火山 焼岳」、長野県「登山計画書を届出しましょう」。登山道の最新の状況は松本市や長野県の発表を、火山の状況は気象庁の発表を確認してください。2026年10月時点の情報です。
標高・コースタイム・適期は一般的な目安です。登山道の状況や交通機関の運行期間は、自治体・山小屋・交通機関の公式情報で確認してください。

