- 都道府県
- 山梨県・静岡県
- 山域
- 南アルプス(白峰三山)
- 難易度
- 上級
- 行程の目安
- 1泊2日・コースタイム約16時間
- 代表的な登山口
- 広河原(白根御池・草すべり・北岳経由コース往復)
- 一般登山の適期
- 7月〜10月
間ノ岳は、山梨県と静岡県の境にある、南アルプスの高さ3,190mの山です。北岳と農鳥岳の間にあり、3つを合わせて「白峰三山」と呼びます。2014年の標高改定で1m高くなり、奥穂高岳と並んで日本で3番目に高い山になりました。どっしりと大きな山の形で、山頂は広く平らです。北岳から続く3,000m前後の稜線からは、富士山や南アルプスの山々を見渡せます。日本百名山の一つです。
広河原から北岳経由コースの様子
一般的なのは、広河原から北岳を越えて往復する1泊2日のコースです。1日目は広河原から森の中を白根御池小屋へ登り、草すべりの急斜面をジグザグに登って小太郎尾根に出ます。尾根を進むと北岳肩ノ小屋(標高約3,000m)です。2日目は北岳(3,193m)の山頂を越えて、北岳山荘へ下ります。ここから中白根山を通り、岩まじりの広い稜線を進むと間ノ岳の山頂です。帰りは同じ道を戻ります。
注意したい場所
広河原から草すべりまでは、長くきつい急登です。樹林帯の上部にはハシゴもあります。北岳の山頂付近は岩やガレの多い道で、北岳山荘への下りは急です。北岳山荘から間ノ岳への稜線は危険な場所が少ないものの、ピークがいくつもあり、思ったより遠く感じます。山頂は広く、霧の時は方向をまちがえやすいので、地図とコンパスで道を確かめます。稜線は風が強く、天気が急に変わります。広河原との標高差は約1,700m、コースタイムは2日で約16時間です。2日目は長いので、北岳山荘に泊まる計画も考えましょう。天気が悪い時は早めに引き返します。
知っておきたいこと
広河原へはマイカーで入れません。芦安などの駐車場からバスや乗合タクシーに乗りかえます。山梨県の条例により、間ノ岳では12月から3月の登山計画書の提出が義務で、ほかの期間も提出が求められています。
参考:南アルプスNET「北岳〜間ノ岳」、環境省「南アルプス国立公園 みどころ」、山梨県「登山計画書の提出」。登山道とバスの最新の状況は、南アルプス市や山小屋の発表を確認してください。2026年10月時点の情報です。
標高・コースタイム・適期は一般的な目安です。登山道の状況や交通機関の運行期間は、自治体・山小屋・交通機関の公式情報で確認してください。

