- 都道府県
- 新潟県・長野県
- 山域
- 苗場山塊(上信越)
- 難易度
- 中級
- 行程の目安
- 日帰り・コースタイム約7.5時間
- 代表的な登山口
- 祓川登山口(祓川コース・和田小屋・神楽ヶ峰経由)
- 一般登山の適期
- 7月〜10月
苗場山は、新潟県と長野県の境にある山です。高さは2,145mです。頂上は南北約4km、東西約1kmの平らな台地になっています。そこに高層湿原が広がり、たくさんの池塘があります。江戸時代の本『北越雪譜』に「絶頂に天然の苗田あり」と書かれ、これが山の名前のもとになったといわれます。夏は高山植物、秋は草紅葉が見られます。上信越高原国立公園にあり、日本百名山の一つです。
祓川コースの様子
かぐらスキー場の中にある祓川登山口から歩き始めます。はじめは作業道路とゲレンデを登り、五合目の和田小屋に着きます。ここから樹林帯に入り、下ノ芝、中ノ芝、上ノ芝と登っていきます。中ノ芝の近くには、岩の間を抜ける「股スリ岩」があります。小松原分岐を過ぎると、八合目の神楽ヶ峰です。神楽ヶ峰からはいったん下り、雷清水とお花畑を通ります。そのあと雲尾坂の急な登りを越えると、山頂の台地に出ます。台地の上は木道を歩いて山頂へ向かいます。新潟県の目安では、登りが約4時間15分、下りが約3時間15分です。
注意したい場所
樹林帯の道は石が多く、木の根も出ています。泥がたまりやすい所もあり、雨のあとや下りでは滑りやすくなります。神楽ヶ峰のあとは、標高差約150mを下り、約200m登り返します。帰りにもこの登り返しがあるので、体力を残しておきましょう。山頂直下の雲尾坂は急な登りです。足元をよく見て、ゆっくり歩きましょう。山頂の湿原では、霧が出ると道がわかりにくくなります。木道から外れないようにしてください。往復で7時間以上かかります。朝早く出発し、引き返す時刻を決めておきましょう。
知っておきたいこと
湿原の植物を守るため、登山道と木道の外には入れません。山頂には苗場山自然体験交流センター(苗場山頂ヒュッテ)があり、泊まるときは予約が必要です。新潟県では、登山届を行き先の警察署か警察本部に出すよう案内しています。6月はまだ雪が残っています。
参考:新潟県南魚沼地域振興局「苗場山」、林野庁関東森林管理局「苗場自然休養林」、長野県「山岳安全ブック」、栄村秋山郷観光協会「苗場山」、新潟県警察「苗場山」。登山道の最新の状況は湯沢町や栄村の発表を確認してください。2026年10月時点の情報です。
標高・コースタイム・適期は一般的な目安です。登山道の状況や交通機関の運行期間は、自治体・山小屋・交通機関の公式情報で確認してください。

