黒部五郎岳

くろべごろうだけ 2,840m
中部 日本百名山
都道府県
富山県・岐阜県
山域
北アルプス
難易度
上級
行程の目安
2泊3日・コースタイム約17.5時間
代表的な登山口
折立登山口(太郎平小屋・北ノ俣岳経由の往復)
一般登山の適期
7月〜9月
コースの特徴岩場木道長い階段

黒部五郎岳は、富山県と岐阜県の境にある北アルプスの山です。標高は2,840mで、日本百名山の一つです。山頂の東側には、氷河がけずってできた大きなカールがあります。この「黒部五郎岳カール」は、国土地理院の典型地形の一つに選ばれています。「五郎」は、大きな岩がごろごろした場所を表す「ゴーロ」から来たといわれます。

折立から太郎平小屋経由の往復コースの様子

登山口は富山県の折立です。はじめは森の中の急な登りです。三角点を過ぎると、石の多い道になります。やがて木道と階段が続き、太郎平小屋に着きます。ここで泊まり、次の日に北ノ俣岳へ向かいます。北ノ俣岳までは、池が点在するなだらかな稜線です。そのあと長い稜線を歩き、黒部五郎の肩に着きます。肩から山頂までは、急な登りです。帰りは同じ道を折立へ戻ります。

注意したい場所

折立から太郎平小屋までと、肩から山頂までは、石や岩が多い道です。足を置く場所を一歩ずつ確かめて歩きましょう。富山県のグレーディングでは、このコースは体力度7、難易度Bです。往復のコースタイムは約17.5時間、距離は約30km、登りの合計は約2,290mです。とても長いので、日帰りはせず、山小屋に泊まる計画にしましょう。朝は早く出発しましょう。引き返す時刻を先に決めて、その時刻になったら山頂の前でも戻りましょう。

知っておきたいこと

折立へは有峰林道を通ります。有峰林道は有料で、料金は入口の料金所で現金で払います。通れる時間は午前6時から午後8時までです。開通は毎年6月1日ごろが目安です。富山県では、オンラインの「コンパス」で登山届を出せます。岐阜県では、北アルプス地区で登山届を出すことが条例で決められています。出発前に必ず登山届を出しましょう。山小屋に泊まるときは、予約の方法を前もって確かめましょう。夏でも稜線は寒くなることがあります。雨具と防寒着を持ちましょう。

参考:富山県 山のグレーディング、国土地理院 日本の典型地形(氷河地形)、有峰森林文化村 有峰林道ご利用案内、富山県 オンライン登山届「コンパス」、岐阜県 登山届の提出について。登山道の最新の状況は富山県や有峰森林文化村、山小屋の発表を確認してください。2026年10月時点の情報です。

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