- 都道府県
- 長野県・静岡県
- 山域
- 南アルプス(赤石山脈)
- 難易度
- 上級
- 行程の目安
- 1泊2日・コースタイム約14時間
- 代表的な登山口
- 易老渡(易老渡コース・光岳小屋泊往復)
- 一般登山の適期
- 7月〜9月
光岳は、長野県と静岡県の境にある南アルプス最南端の山です。標高は2,592mで、日本百名山の一つです。山頂の近くにある大きな石灰岩「光石(光岩)」が、日に照らされて白く光ることが名前の由来です。山の大部分は深い森におおわれ、山頂のあたりはハイマツとライチョウがすむ世界の南の端として知られています。
易老渡コースの様子
長野県飯田市の易老渡(標高880m)から易老岳を通り、光岳小屋に泊まって往復するコースがよく使われます。易老渡からは、つづら折りの急な登りが長く続きます。森の中の尾根道で、見晴らしはあまりありません。易老岳で稜線に出て、三吉平、静高平へ進みます。岩がごろごろした道や沢沿いの道もあります。ハイマツの林を抜けると、くぼ地のセンジヶ原に入ります。木道を進むと光岳小屋が見え、小屋からシラビソの森を約15分歩くと山頂です。山頂から南へ約10分で光石の見晴らし場所です。
注意したい場所
登山口と山頂の標高差は約1,700mあります。易老岳までは長い急な登りです。落ち葉や苔ですべりやすい所もあるので、歩幅を小さくして登りましょう。岩の多い道では、浮いた石に気をつけて一歩ずつ進みます。長野県の「信州 山のグレーディング」では、このコースは体力度6、難易度Bです。往復のコースタイムは約13.8時間、距離は約16.4kmの長い行程です。光岳小屋に泊まる計画にして、朝は早く出発しましょう。小屋に着く時刻の目安を決め、間に合わないときは引き返しましょう。
知っておきたいこと
光岳小屋は静岡県の県営の山小屋で、夏から秋のはじめに開きます。泊まるには予約が必要です。開く期間は年によって変わるので、事前に確かめてください。トイレが使えないこともあるため、携帯トイレを持って行き、ごみは持ち帰りましょう。光岳は、長野県登山安全条例で登山計画書の届け出が必要な山域に入っています。易老渡へは長い林道を通るので、林道の通行の状況も事前に確かめましょう。
参考:長野県公式観光サイト Go NAGANO「光岳」、長野県「信州 山のグレーディング」、長野県「長野県山小屋情報ポータルサイト(南アルプス)」、長野県「登山計画書を届出しましょう」、静岡県「静岡県が管理する南アルプス山小屋の冬季期間の開放について」。登山道と林道の最新の状況は、長野県・飯田市の発表を確認してください。2026年10月時点の情報です。
標高・コースタイム・適期は一般的な目安です。登山道の状況や交通機関の運行期間は、自治体・山小屋・交通機関の公式情報で確認してください。

