- 都道府県
- 静岡県
- 山域
- 天城連山(伊豆半島)
- 難易度
- 初級
- 行程の目安
- 日帰り・コースタイム約5時間
- 代表的な登山口
- 天城縦走登山口(シャクナゲコース周回)
- 一般登山の適期
- 4月〜11月
天城山は、伊豆半島の中央にそびえる山々の総称で、天城山という名の一つの頂はありません。最高峰は標高1,406mの万三郎岳で、伊豆半島でいちばん高い山です。日本百名山の一つで、古い火山がけずられてできた山とされています。尾根にはブナやヒメシャラの森が広がり、5月中旬から6月上旬ごろには伊豆の固有種アマギシャクナゲが咲きます。
シャクナゲコースの様子
天城高原の天城縦走登山口から歩き始めます。木の段のある道を少し進むと四辻で、ここから周回コースになります。先に万二郎岳へ向かう道は、苔のついた岩が多い樹林の登りです。万二郎岳は晴れれば富士山や相模湾が見える場所です。その先は岩場を下り、馬の背と呼ばれるアップダウンの道や、アセビの木が覆いかぶさるトンネルを通ります。石楠立付近のシャクナゲの群生地を抜け、もうひと登りすると万三郎岳です。山頂は木に囲まれています。帰りは涸沢分岐点を通って山腹を巻き、四辻へ戻ります。
注意したい場所
万二郎岳から石楠立の間には、急な岩場があります。手足を使って、ゆっくり下りましょう。万三郎岳から涸沢分岐点へは、長い急な階段の下りが続きます。段が崩れたり浮いたりしている所や、木の根が出ている所があります。土は粘りがあり、雨のあとはよく滑ります。冬は凍って滑りやすく、過去に滑落事故もありました。歩く時間は、伊豆市の案内で約4時間35分、環境省の案内で約5時間です。道のりのほとんどが樹林で、水場はありません。
知っておきたいこと
伊豆市は、季節ごとに入山時刻の目安を示しています。たとえば9〜10月は8時30分、11〜2月は8時までに登り始めるよう案内しています。登山口にはハイカー用の無料駐車場とトイレがあり、伊東駅からバスも出ています。道標には現在地の番号があり、通報するときに伝えます。登山届はコンパスなどのオンラインか、伊豆中央警察署へ提出します。
参考:伊豆市観光情報「天城山」、伊豆市「天城山登山マップ」、環境省 関東地方環境事務所「アクティブレンジャー日記」。登山道の最新の状況は、伊豆市や静岡県の発表を確認してください。2026年10月時点の情報です。
標高・コースタイム・適期は一般的な目安です。登山道の状況や交通機関の運行期間は、自治体・山小屋・交通機関の公式情報で確認してください。

